長岡の葵酒造さんへ行ってきました!

Maison Aoi Untitled01

先日、新たなスタートを切った長岡市の葵酒造(旧高橋酒造)さんにお伺いしてきました。

当店からはすぐ近くにある国道8号線に出てひたすら進み、長岡市の栖吉川まで行くとその岸辺に六角レンガの煙突が見えてきます。

訪問時は2月で酒蔵の周りはまだ雪が残っていました。

 

昨年の内に長陵で有名な高橋酒造さんが新たなオーナーの元で再出発をする、しかもそのチームは同世代の方達だという話を聞き興味深く思っていました。

ただ酒造りに取り組むのは来年度かなと思っていたんですが、なんと2月には新ブランドのお酒第一弾を販売とのこと。

想像を絶する勢いで進む姿をみて、多忙極まる中ご迷惑だろうと思いながらも、思い切って蔵訪問をお願いしたところ快く承諾してくださいました。

 

場所は、越乃景虎の諸橋酒造や越の鶴の越銘醸等もある銘水地の杜々の森のある栃尾へ向かう道の途中。

長岡駅からも車だと近く、栖吉川の岸辺にあり威風堂々とした酒蔵の佇まいを見て、それだけで期待が膨らまずにいられません。

 

ご挨拶を済ませたのち、誕生したての新ブランド酒、Maison AoiのUntitled01を出して貰いました。

残念ながら車移動のため香りを確かめるのみとなってしまったのですが、それがとても短期間で形にしたお酒とは思えないクオリティでした。

 

そして次に仕込みの最中である蔵の作業場を見せて貰いました。

重要文化財のレンガ造りの建物が残る広大な敷地内で、少数精鋭の新チームで酒造りに勤しんでいました。

引き継いだ醸造設備は使い易いように一部改良して使用していました。

現役の仕事場なのですが、迷ってしまいそうなくらい広くて独特な雰囲気の蔵内は映画のロケ地巡りをしているような気になってきます。

 歴史と革新が共存する酒蔵、なんて言い表したら、格好つけてしまいすぎに思われるかもしれませんが、蔵人達のバイタリティとお酒造りへの眩しいくらいの信念を目の当たりにすると、こんな言葉が当てはまる酒蔵になるんじゃないかと期待をせずにはいられませんでした。

 

その後大変うれしいことに当店でも3月中旬のロットから取り扱わせて貰えることとなりました。

第一弾のものは見せてもらいましたが、

しっかりと感じるバナナ様の香りと爽やかな果実香 飲むのが楽しみな正真正銘の生まれたて新ブランドのお酒です。

ぜひこの機会に味わってみてください!