新潟大学 日本酒学ことはじめ

新潟大学公開講座 日本酒学ことはじめを受講してきました。

 

先日、新潟大学の公開講座「日本酒学ことはじめ」全8回の課程を修了してきました。

 

日本酒学(Sakeology)とは、広範な学問を網羅する「対象限定・領域横断型」で、日本文化や伝統に根差した日本酒に対象を絞った世界初の学問領域です。

取り扱う対象は、原料(水・酒造好適米等)や微生物から醸造・発行の知識と技術、そして日本酒が消費者の手に届くまでの流通や販売、マーケティングに関する領域、さらには醸造に関連する気候や風土、地理的表示保護制度(GI)などの地域性に関する領域、歴史や酒税、醸造機器、日本酒のたしなみ方や健康との関わりなど、日本酒に関連する多岐にわたる領域となります。

とあります。(日本酒学ことはじめ資料より)

 

 

実際の講義もこれに沿った内容でして、基本的な製造方法から、流通、健康、造りの歴史、利き酒等々、幅広く触れていて8回という回数の制限のある中に濃く詰め込まれたものとなっていました。

 

酒屋として真剣にコレを学び、身に付けて来ようと意気込んで行ったのですが、これがもの凄く楽しい講義なんです。

各90分の講義にほぼ毎回2名の講師の方が参加するのですが、彼ら自身そもそも日本酒が好きな方が多いようで、話が面白く内容がスッと入ってくる。

特に最終講義となった利き酒の回では、実際に4種類の日本酒が用意され試飲を行いながら学ぶというもので大変楽しい勉強となりました。

 

様々な角度から新潟の日本酒を学べる講座です。

来年度以降も実施されると思うので、日本酒に興味があり日程に都合のつく方は是非行ってみてください。

私自身も今後、新潟大学日本酒学センターの取り組みを見て、機会があれば再び学びに行きたいと思います。

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